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#63 インスリン Insulin

インスリン

インスリン

膵臓から分泌されるホルモンで、糖の代謝を調節し、血糖値を一定に保つ働きを持ちます。

作用メカニズム

膵臓にはランゲルハンス島(膵島)と呼ばれる細胞の集まりがあり、その中のβ細胞から分泌されます。食事によって腸から吸収されたブドウ糖は、血液の中に入りに血糖値が上昇すると、それに反応して膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンは、ブドウ糖が体中のいろいろな細胞に入るための「入場券」のような役割をもっており、インスリンがないとブドウ糖は細胞に入ることができません。細胞の表面にはインスリン受容体があり、インスリンがこの受容体に結合することで、細胞は血液中のブドウ糖をとりこみ、エネルギー源として利用します。インスリンにより、血液中のブドウ糖は速やかに細胞内に入り、エネルギー源として、筋肉を動かしたり、脳を働かせたりするのに利用されます。余ったブドウ糖はグリコーゲンや中性脂肪に合成され蓄えられますが、その合成を促進するのもインスリンの働きです。 このように、血糖値を下げる働きをするホルモンはインスリンだけです。

糖尿病とインスリン

糖尿病の予防には食後の急激な血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌を節約することが大切です。 最近日本の糖尿病人口が急増している理由として、日本人は欧米人に比べてインスリン分泌予備能が低く、早期に分泌能が低下してくることが指摘されています。さらに過栄養と運動不足による肥満やメタボリックシンドロームによって、インスリンの感受性が低下し、インスリン抵抗性から血糖調節のためのインスリン必要量が増加しています。

引用:厚生労働省 e-ヘルスネット インスリン(当サイトが加工・編集2021/12/23)

 

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