#118 エリクソン さんのご登場 Erik Homburger Erikson(1902-1994)
エリクソン
アイデンティティーの生みの親で「発達課題」を提唱した人です。それぞれの発達段階には発達課題と発達危機というポジティブな側面とネガティブな側面があり、乗り越えることにより得られる強さ(成長する側面)があることを体系的に述べられています。
「発達段階」 |
「発達課題」
(ポジティブな面) |
「発達危機」
(ネガティブな面) |
「得られる強さ」
(成長させる面) |
①乳児期 |
基本的信頼 |
不信 |
希望 |
②幼児初期 |
自律性 |
羞恥心 |
意志:意欲 |
③幼児期 |
自主性:積極性 |
罪悪感 |
目的:目的意識 |
④学童期 |
勤勉性 |
劣等感 |
適格:能力 |
⑤青年期 |
自己同一性(アイデンティティー)の確立 |
自己同一性(アイデンティティー)の混乱(拡散)
|
忠誠 |
⑥成人期 |
親密性 |
孤立 |
愛:愛情 |
⑦壮年期 |
生殖性 |
停滞 |
世話 |
⑧老年期 |
統合性:自己統合 |
絶望 |
英知:賢さ |