徒手筋力テスト(MMT)
MMTは「0〜5」の6段階で筋力の評価を行います。
0:Zero
筋の収縮は認められない
1:Trace
筋の収縮がわずかに認められるだけで、関節運動は起こらない
2:Poo
重力を除去すれば、運動域全体にわたって動かせる
3:Fai
抵抗を加えなければ重力に抗して、運動域全体にわたって動かせる
4:Good
抵抗を加えても、運動域全体にわたって動かせる
5:Norma
強い抵抗を加えても、運動域全体にわたって動かせる
最初に「3」を基準に評価を行います。
*3:重力に逆らって動かせるかどうか
動かせる場合
・抵抗を加えて動かせない場合 → 「3」
・抵抗を加えて動かせる場合 →「4」
・強い抵抗を加えて動かせる場合 → 「5」
動かせない場合
・重力を除去すれば動かせる →「2」
・筋肉が少し動く(収縮)のみ →「1」
・筋肉が動かない →「0」
臨床では「右上肢、右下肢、左上肢、左下肢」の4項目で測定される場合が多いです。
(続く…..)