炭水化物 の働き
たんぱく質、脂質と並ぶエネルギー産生栄養素の1つです。炭素と水素の化合物で、消化されてエネルギー源となります。食物として体内に取り入れられエネルギー源となる糖質と、体内の消化酵素では消化できない食物繊維があります。
効果
脳や神経に栄養を供給
種類
糖質は単糖類、少糖類、多糖類に分類されます。
単糖類
それ以上分解されない糖類で、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトースがあります。
少糖類
単糖が2つ以上結びついたものです。
多糖類
分子量が大きくないものです。オリゴ糖とも呼ばれますが、定義はややあいまいで、実際には二糖類を含める場合と、3つ以上の糖が結びついたものを指す場合もあります。二糖類にはショ糖(ブドウ糖+果糖)、麦芽糖(ブドウ糖+ブドウ糖)、乳糖(ブドウ糖+ガラクトース)などがあります。多糖類は消化性多糖類と難消化性多糖類に分かれます。消化性多糖類にはでんぷん、グリコーゲンなどがあり、難消化性糖類は食物繊維の仲間となります。
不足した場合
疲労感や集中力の低下
意識障害
過剰な場合
中性脂肪として蓄積(肥満)
エネルギーとして消費されなかった糖質は中性脂肪として蓄積され、肥満や生活習慣病の原因となります。
参考(当サイトが加工編集)
①厚生労働省 e-ヘルスネット 炭水化物/糖質(2022/01/21)