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#47 脂質 の働き Lipid

脂質 の働き

たんぱく質炭水化物と並ぶ3大栄養素の1つになります。体内のエネルギー源となったり、細胞膜を構成する成分や生理活性物質として働きます。また脂質は脂溶性ビタミン(ビタミンD.E,K,A)を吸収しやすくしたりします。水に溶けない性質があり、体内では水分の次に多く含まれています。脂質は種類ごとに複雑な過程を経て取り込まれ、効率の良いエネルギー源として使われるほか、各種生理活性物質の原料となるなどさまざまな役割を果たしています。

脂質のカロリー

脂質1g=9Kcal

消化場所

小腸

食物から体内に取り入れた脂質は、主に小腸で消化されます。

脂質の種類

中性脂肪などの単純脂質、リン脂質やリポたんぱく質などの複合脂質、脂肪酸やコレステロールなどを含むステロイドなどの誘導脂質に大きく分けられます。

脂質が不足すると、、、

エネルギー不足

3大栄養素の中でもっともカロリーが多い(9g)ため、脂質が不足するとエネルギーが不足になる可能性があります。

易感染状態

エネルギー不足になることから身体が疲れやすくなったり、抵抗力が低下し、感染症などにかかりやすくなる可能性があります。

脂溶性ビタミンの不足

脂質により脂溶性ビタミンの吸収が促進される反面、不足すると脂溶性ビタミン(D,E,K,A)が吸収されにくくなり、脂溶性ビタミンが不足する可能性があります。

脂質が過剰になると、、、

肥満

余った脂質は中性脂肪として体内に蓄えられ、多く摂取すると肥満になります。

生活習慣病の発症

肥満によりさまざまな生活習慣病の原因となります。

参考(当サイトが加工編集)
厚生労働省 e-ヘルスネット 脂肪/脂質(2021/09/27)

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