うんちくんができるまで
食べ物を食べてから排泄されるまで
どれくらい時間がかかるの?
人によって異なるけど
だいたい24時間から72時間(1日から3日)だよ。
そんなに差があるんだね。
ところでどんな風に便になっていくの?
よし、今日は食べ物が便になるまでの過程(口からお尻までの長旅)について説明するよ。
便秘のところでも触れましたが、人が口から食べ物を食べて体の外に出ていくまで24時間から72時間(1日から3日)かかります。
体の中をぐるぐると長い道のりを経て食べ物から便へと変身します。
今日は食べ物が便になるまでの長い道のりをお伝えします。
食べ物は口から食道、胃、小腸(十二指腸・空腸・回腸)、大腸、肛門を経て便に生まれ変わります。
その長さは全長6mになります。
口腔(口の中)
口の中では、もぐもぐと意識的に口を動かし食べ物を細かく(咀嚼)していきます。
その細かくなった食べ物の塊(食塊:しょっかい)をごっくん(嚥下)して食道へバトンタッチ
食道
食道は口と胃をつなげる”道路”です。渋滞なく胃に届けるのが役割です。
胃
食道から送られてきた食べ物の塊(食塊)は胃の中でおかゆのようにドロドロの状態(粥状)になるまで
胃が動きながら(収縮運動)胃の中の消化液(胃液*1)によってお粥さんを作っていきます。
*1 胃液は塩酸、ペプシン(タンパク質を分解する酵素)、粘液と水分でできています。
お粥さんが出来れば十二指腸(小腸)に少しずつ届けていきます。
ちなみに胃の中でお粥さんを作るのに3時間から4時間かけて作っていきます。
胃は丁寧な料理人ですね。15分でお粥さんを作ったら怒られそう。。。
小腸
大腸
肛門
続く、、、