#143 Lown分類【心室性期外収縮の重症度分類】
Lown分類
心室性期外収縮の重症度を測定する分類としてLown(ローン)分類があります。Lown分類では心室性期外収縮の出現数・出現様式によってGrade1~5に分類していきます。心室性期外収縮は健康な人にも起きますが、Lown分類のgrade3以上では危険度が高く治療が必要な場合があります。
【grade 0】 :心室期外収縮無し
【grade 1】 :散発性(1個/分または30個/時間以内)
【grade 2】 :散発性(1個/分または30個/時間以上)
【grade 3】 :多形性(期外収縮波形の種類が複数あるもの)
【grade 4a】:2連発
【grade 4b】:3連発
【grade 5】 :R on T(連結期が短いもの)