遂行機能障害
高次脳機能障害の1つで、計画的に行動できない状態のことを遂行機能障害といいます。具体的には、自分で計画を立てて物事を行うことができない、約束の時間に間に合わない、人に指示してもらわないと何もできないなどの症状が挙げられます。
遂行機能を分類すると以下の①〜④が挙げられます。
①目標設定
目標を明確にしていくこと。
②計画立案
目標を達成するために正しい手段を選択すること。
③計画の実行
正しい順序で計画を開始したり継続すること。
④効率的な行動
自分自身の行動を評価して修正すること。
主な障害部位
前頭葉(前頭連合野)
遂行機能の検査
WCST(ウィスコンシン・カード・ソーティング・テスト)
遂行機能障害への関わり方
(続く、、、)