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#73 AIDS 後天性免疫不全症候群 Acquired ImmunoDeficiency Syndrome

AIDS

AIDS(後天性免疫不全症候群)は、HIV感染によって生じ、適切な治療が施されないと重篤な全身性免疫不全により日和見感染症や悪性腫瘍を引き起こす状態をいう。

HIV感染  → 治療をせず放置 →  AIDS

近年、治療薬の開発が飛躍的に進み、早期に服薬治療を受ければ免疫力を落とすことなく、通常の生活を送ることが可能となってきました。しかし日本での新規感染者及びAIDS患者数は累計で2万7千人(2016年時点)になります。

また、世界中で感染者はおよそ3670万人年間180万人の新規感染者100万人のAIDSによる死亡者が発生しています。

そのため最も深刻な感染症の一つともいえます。

また、自分やパートナーへの感染を予防すること、差別や偏見をなくすためにも、AIDS/HIV感染症に関する正確な情報を知ることは大切になります。

感染経路

(1)性的接触 
(2)母子感染(経胎盤、経産道、経母乳感染)
(3)血液によるもの(輸血、臓器移植、医療事故、麻薬等の静脈注射など) が挙げられます。

そのため血液や体液を介して接触が無い限り、日常生活ではHIVに感染する可能性は限りなく少ない状態です。

唾液や涙等の分泌液中に含まれるウイルス量は存在したとしても非常に微量で、お風呂やタオルの共用で感染した事例はない

このようにHIVは体外に出るとすぐに不活化してしまうほど脆弱なウイルスです。

(続く…..)

引用:
*1 NIID国立感染症研究所 AIDS(後天性免疫不全症候群)とは
  (上記より当サイトが加工し編集 2021/09/28)

 

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